2015年11月15日日曜日

【レビュ学】コンプリートさせるとはこういうことだったのか − 「妖怪ウォッチぷにぷに」から学ぶ!

「レビュ学」とは・・・人気アプリのレビューをして、開発者目線で人気の秘密を学んでいこうという筆者が勝手に考えた企画

今日の題材

さて、今回も「妖怪ウォッチぷにぷに」を題材にして学んでいきましょう。


最近、本当にハマっているアプリです。
どのくらいハマっているかというと、やりすぎて他のことが何も手についていないくらい・・・
(攻略サイト作ろうかな・・・なんて)

その中でもコンプリートに対しての考え方が少し甘かったかなと思ったので、少し詳しく書いていきたいと思います。

以前にコンプリートに対して少し触れてますので、よければ読どうぞ。
以前の記事:「ねこあつめ」がなぜ人気アプリになったのか? 分析その3:長く遊んでもらうテクニック編


では早速、レビュ学していきましょう。



ゲーム内容

以前に書いた記事があるので、イメージがわかない人は下の記事を参考にどうぞ。

参考:【レビュ学】ダウンロードしてもらえるアプリのコンセプトを考える! − 「妖怪ウォッチぷにぷに」から学ぶ!

 

 

コンプリートするということ

まずコンプリートするということはどういうことか見ていきましょう。
意味をWikipediaで見てみると以下のようにあります。
コンプリート(英語: complete)は、「完全な」「完成した」「完結した」状態であること(形容詞としての用法)、また、そのような状態にすること(他動詞としての用法)を表す。
コレクターが「コレクションが完成した」「全ての収集物を集め終えた」という意味で使用することが多い。
参考:Wikipedia

つまり、コレクションするもの(アイテムやキャラクタ、イベントなど)を全て集め終えたときにコンプリートということになります。


はい。
だいたい誰もが共通して理解している通りですね。


意味は確かに誰もが知っているのですが、ゲームの中でコンプリート機能を埋め込むとなると、ある程度の明確な意図をもって組み込む必要があります。

Wikipediaには、この意図というのは書かれていませんね。


ゲームに組み込むコンプリート機能の意図とは

意図とは、開発者の立場からみると「長く遊んでもらうためのゲームボリューム」「ユーザに楽しんでもらうための要素」を追加することにありると思います。


さて、一つずつ理解していきましょう。


長く遊んでもらうためのゲームボリューム

実は前に触れたコンプリート機能を組み込む意味というのはこちらを指していました。


そのときはコレクションしてもらうということが、以下の効果をもたらすということを書きました。

  • ゲームを遊ぶ意欲を高める。
  • 一度やめてしまったユーザも、また戻って来る原動力になる。
  • アプリの削除をためらわせる効果がある。


これらの効果はありますね。理解できると思います。
開発者から見ればこれらはとっても重要です。


しかし、ユーザ視点に立ってコレクションが楽しいと思ってもらわなければ意味がありません


私が今ハマりにハマってしまっている「妖怪ウォッチ ぷにぷに」をやっている中で、いちユーザとして気づいたことが次の「楽しんでもらうための要素」です。

ユーザに楽しんでもらうための要素

ユーザに楽しんでもらうための要素とは行った何を指しているかというと、それはコレクションするための「プロセス」にあります。


「プロセス」とはどういうことでしょうか。
いくつかのステップをへて、初めてコンプリートにたどり着けるようにすることで、楽しみを増幅させるということです。



(1)見つけるまでのプロセスを楽んでもらう

私がよく機能として組み込んでいたのはこの部分でした。

まだ見ぬコレクションを全て集めるために、条件を見つけ出したり、ガチャを回してもらったりして、見つけることを楽しんでもらう。

ただこの一点をコンプリート機能と考えて、自分のゲームに組み込んでいました。

これも確かに楽しみの一つなのですが、攻略サイトが必要だったり、見つけるためのヒントが必須になると行った感じでした。

参考:【レビュ学】人気アプリ「俺の校長3D」を分析し面白さを盗む!

しかし、コンプリートには他のプロセスを入れることで、ユーザの楽しみを増幅させることができるなと感じたのです。


(2)ゲットするまでのプロセスを楽しんでもらう

これまでは「見つける=ゲット」でした。

そうではなくて、見つけてからゲットするまでをプロセスとして組み込むのです。

「ぷにぷに」では、妖怪を見つけて、妖怪を「ともだち」にしてコレクションしていくのですが、妖怪に「ともだち」にするには、妖怪を倒してはじめて一定の確率で「ともだち」になってくれます。

レアな妖怪であれば、とても低くなっています。
何度も何度も繰り返し「ともだち」になってもらうために妖怪を倒すのです。


このプロセスが面倒に思う人もいるかもしれませんが、レアな妖怪が「ともだち」になったときの達成感がユーザにとっては半端なく快感になります。



(3)コンプリートした先の楽しみを見せる(ご褒美を与える)

またコンプリートした先に楽しみがあれば、コンプリート意欲も湧いてくるというものでしょう。

どういうことかというと、「ぷにぷに」ではある一定の妖怪を6体集めると、「レジェンド妖怪」と「ともだち」になることができます。
これもとても難しいんですが、「ともだち」になったときの達成感が半端なく快感になります。


この分野は一時コンプリートガチャで問題になりましたね。
コンプリートしたときのご褒美が欲しくて、ガチャをしまくり、未成年も含めてお金をジャブジャブ使ったのが問題になりました。


それほどユーザがハマる、いち要因になるということですね。



いかがだったでしょうか。
コンプリートにはプロセスがあり、プロセスもユーザを楽しませるいち要因になることが分かったと思います。

アプリに組み込む際の参考になれば。


今日学んだこと


  • コンプリートすることで、遊ぶ目的が見えてきて、長く遊んでもらえる。
  • コンプリートまでのプロセスが、ゲームをより面白くできることを理解する。


といったところでしょうか。

ではまた。


この記事が「面白かった」「役にたった」と感ていただけましたら”シェア”お願いします!

このエントリーをはてなブックマークに追加

”フォロー”お願いします!

超おすすめアプリ!

人気の投稿